ニューヨークでオペラ三昧

オペラセミナー第5回を終え、翌日からニューヨークへ。

目的はメトロポリタン歌劇場でオペラを観る!

特にフレミングとガランチャの共演する「薔薇の騎士」が、この時期に来ることを決意させました。

 

ニューヨーク滞在2日目と5日目に「ばらの騎士」を観ました。

生で観てからますますファンになったフレミングとガランチャの共演ですから場所を変えて2回観られるなら観ます、、、と日程も組みました。

シーズン中は毎日違う演目で旅行者にもいろいろなオペラが楽しめる・・というのもMETの魅力の1つです。

初回は最上階の中央辺りで全体を観て、2回目は一階の一番前端でオペラグラスも無しで楽しみました。
もしお時間が許すなら、このパターンはオススメです。
前の方の席はよく観えるけれど、舞台奥のほうが見えない、ということがあるので、最初に全体を把握して、二回目に表情も読み取る・・・。

 

 

感想を申し上げると・・・・
何回観ても良い、、、と思えるほど面白さ!
優雅な気品漂いチャーミングなフレミング、青年としか思えないガランチャ(カルメン時はあんなに色っぽかったのに!)、そして男爵オックス役のグロイスベック他のソリストの歌唱力、演技力はもちろん、合唱の表現力も素晴らしかった!

舞台はオリジナルは1740年代のウィーン。
マリア・テレージアの時代。
今回は
ハプスブルク帝国が衰退する時代です。
「赤」が印象的でした。

振り返ると 今回の公演は
「絶対に笑わせる」「絶対に楽しませる」「絶対に感動させる」オペラでした。

これは「演出の力」なのかな、とも感じています。

オペラ歌手に要求されている「能力」はかなり高いと思います。

映画館で観られるライブビューイングも
あの演出ならば大画面で、楽しいはずです!